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私たちは大工工務店です。
家づくりで必要と考えるのは、大工・左官といった職人と木材。
そして木材を寝かせる保管場所と加工場です。
木材は家造りの材料です。
職人はその材料を形にし命を吹き込む手段です。
それぞれを最大限に発揮できるように、私たちは取り組んでいます。
構造の美しさ
梁や桁などの構造材は原木で買い付け、製材・加工し、事務所内にある木材保管庫で、管理しています。
通常のサイズではなく一回り大きいサイズで加工するため
堅牢な骨組みの構造材が全ての住宅に提供しています。
また、馬場住宅の家づくりの魅力に、使用する「木材の美しさ」があります。
特に天日での自然乾燥、天然乾燥材はこだわっています。
更に、構造材をそのまま現わしの天井仕上げも使用するので、
木肌の色艶が年を重ねるごとに味わい深く変わってきます。
日頃の木材へのこだわりが住まい手の家に価値を高めることができると思います。
これから家造りを計画している方々にはぜひ一度、
自分の家に使用される木材を見ていただきたいと思います。
車は生産過程がわかりませんし、既製品だけで造られる家も同じく製品が届き、
それを取り付けて行く作業しかわかりません。
一緒に造り上げる家に愛着を持ち、より楽しくそして大切に住んでいただきたいと思います。
あらゆる造りにも対応できる
家を建てる度に木材を購入して建てるということは、コストバランスが悪いと考えています。
決まった金額で決められた大きさで造る規格住宅であれば良いかもしれませんが、
注文住宅では特殊材と呼ばれる、規格品では対応できないサイズの木材が必要な時がよくあります。
この材料を必要な際に購入するととんでもない金額になるためコストアップは必至です。
結果として効率の良いプランニング=造りやすい家、手間を省く家となっていくのが多いのです。
それを回避するためにも常に準備できるのは強みであり、
だからこそプランニングも時間をかけることができます。
木材を最大限利用する。
まず根底として木の家を造るにあたって木を知ることは大切なことであり、
ただある材料で組み立てるのではなく木を見ることのできる技術も必要であります。
そのため、社長自ら市場にて仕入れた原木を余すことなく製材します。
よく見る光景で魚や牛のように頭から尻尾まで使用して料理することと同じことです。
これでより大切に木を使用して建てていくのです。