内部の木工事もいよいよ終盤です。
室内の壁・天井は仕上がってきました。残りはこれから造作工事が始まります。
主寝室の天井には大きな開口部ができました。
天窓からの採光を十分に確保するために計画しました。
最終的にはここにアクリル板の建具が納まります。
収納スペースとの間仕切りもできまして、空間にメリハリができてきました。
奥は収納+書斎スペースです。
解体前から計画に合った座敷。
使用頻度は低いのですが、いつまでも残したい空間ということで、格式高い造りに仕上げます。
真ん中は祭壇を設えます。
天井板は天然木の目透かし天井です。力強い木目がとてもキレイに出ていました。
水廻りもできてきました。キッチンは特にこだわりがあり計画も何度も行いました。
木とステンレス。異質な仕上げ材はケンカしそうですが、仕上がってからのお楽しみ。
力強い梁のリビングでは造作家具に使用する無垢の一枚板が並んでいます。
ただの一枚の木から大工の手によってオリジナルの家具に仕上げていきます。
今回は書斎周りとサイドボード、祭壇が大きなポイントです。
そして、今回の物件は増改築になっているため、既存家屋との納まりに気を使いました。
若干の隙間はあったものの職人の腕によって継ぎ目がわからないようにキレイに仕上がりました。
残すところもあとわずかです。
次回は大工終了から左官工事、設備工事です。