室内もいよいよ仕上げ工事が始まりました。外では駐車場の舗装工事が始まりました。
重機で不要な土を撤去し、既存の土が流れないようにヨウ壁を施工します。
この時に基準の高さや仕上がりの具合は8割決まります。
土間の部分まで鉄筋をいれ、コンクリートのひび割れ防止に継ぎ手には専用部材を設けました。
コンクリートを打つとここからが本番。今回の土間仕上げは「洗い出し」という方法。
一度キレイに撫でた後に軽く水をかけながら表面を流していきます。
とても気を使う部分です。
流しては浮き出てくるセメントや砂を掃き出し、この繰り返し。
根気強く、綺麗な仕上がりを目指して進めていきます。
仕上がりは次回報告します。
足元に目を向けると圧力で沈まないように専用の履物を装着しています。
これで浮いているような感覚に。長靴でそのまま入ると簡単に沈んでしまいます。
最後は側溝も蓋を開けキレイに掃除していきます。
見えないところもきちんとしておくことが大切です。
室内では建具工事が仕上がっています。
私たちの使用する建具は全て天然木を使用した手造りです。
手間はかかりますが、長い目で見ると調整も効くし室内の天然木材同様、
年を重ねるごとに深みを増し味わいが出ていくことが何よりもの魅力です。
いつも私たちの使用する材料に合わせて製作していただいているため、
トータルバランスが取れて一体感があります。
当たり前のような仕上がりも今では珍しくなってきました。
本物の価値はいつまでも変わることはありません。
工夫次第で色々な表情が出せます。ここではステンドグラス風のガラスを入れました。
それぞれの子供室に使用しています。
自分達で選んだデザインですのでより子供さんも愛着がわくことと思います。
建具屋さんの道具は一見、大工と同じに見えますが違うものも多くあります。
建具はとても繊細でその細かい細工を仕上げていく技術と道具は大切です。
大工もですが、道具を見ると仕事の質が見えてくるものです。
安心して任せられる協力業者さんと一緒に仕事ができるのは何よりもの強みであります。
次回はいよいよ美装工事と外構完成の予定です。