いよいよ木工事も終盤です。
造作家具工事が始まりました。
多い造作では、下足箱・洗面台・キッチン水屋・
キッチンカウンター収納・本棚・テレビ台・畳ベッドなど。
造りもそれぞれです。
今回もそのスペースに合った造りになる予定です。
玄関は舟底天井に。
磨き丸太をアクセントにしています。
造作家具①下駄箱
標準仕様の造りで、中まで無垢材を使用しています。
腰板も貼られていました。
空間が引き締まった感じがします。
キッチンも納品され取り付けました。
今回はどんなキッチンになったのでしょうか。
仕上がりが楽しみです。
そのほかの造作家具はまだこれからでした。
洗面化粧台にキッチン水屋、本棚と今回もオリジナル家具がたくさんできそうです。
番外編①
普段は見れない部分。これは階段板の裏側。
三角になった木が埋められています。
これを施工することで、
踏み込んだ時の音の減少や経年変化しても不具合が出ないようにしています。
当たり前のことではありますが、見えない部分まで手が込んでいて、
改めて大工の奥深さを感じる部分でした。
外部も工事が進んでいました。
ポーチでは石が張り終えてました。
御影石を張り高級感が増しました。
今回は浄化槽工事もあり、先日無事に終わりました。
それぞれの工程が不具合なく順調に進んでいました。
いよいよ次回は大工工事終了と左官工事塗り壁です。
番外編②
並んでいるカラフルな石は砥石といいます。
カンナやノミの刃を研ぐためのものです。
昨今の大工はこのような手道具を使う仕事も減ってきて、
道具は持ってても使用することはほとんどないといわれています。
私たちの仕事は手仕事が多く、そのまま仕上がりに反映されるため、
常に道具は手入れしておく必要があるため、
皆、自分の道具の手入れには余念がありません。
普段から手仕事が多いことで技術の向上や安定した技術を提供できています。
急に和風の仕事というのはできることではありません。
職人の手仕事をぜひ見学会などでご覧ください。