先日足場が外れました。京都の町並みを思わせる外観です。
既存の建物と変わらない雰囲気で少し耐久性などを考えて施工しました。
車や人通りの多い面は窓の配置に気を使い、採光と通風を考えています。
今回の屋根は入母屋屋根で特に構造として見えませんが屋根にはこだわっており、
比べると私たちの和風の外観は独特なんです。
簡単に言いますと和風瓦は重量もあるため軒先を出し過ぎると無理が生じ
将来的に下がってしまったり、波打っていたりします。
古い小屋などを見ると多いと思います。
しかし軒先は大切で日射の調整や直接壁に雨を受けない役割などから重要視しており、
なにより和風は外からの景観も大切です。
このことを研究して今の黄金比率を確立して、
住まい手様からも「格好の良い家」と気に入られています。
ただあまり口外しておりませんので、分かる人にしか分からないこだわりです。
室内は大分、形になってきました。うっすらと天窓からの光が入っています。
最後に建具が付くと良さそうです。天井も貼られてイメージができるようになりました。
和室は床柱が据えられていました。
今回の和室は少し違った雰囲気になるかもです。お楽しみに。
今回は室内空間をできる限り活かして収納などを計画しています。
天窓の効果は良さそうです。
キッチンの背面もアクセントタイルを使用予定です。
脱衣室には桧を貼りました。
通気もできる採光窓はチェーン式で開閉します。
次回は造作工事に左官工事の予定です。