更新が遅くなりましたが、家づくりがスタートしています。
今回は一部建物を残して、一部新築する増築工事です。
既存の建物に合わせて造るため、まず解体工事をした後に、実寸を測っていきます。
戦後間もなく建てられた古家は築60年。
木製サッシや耐力壁がないためリフォームするには難しい状況でした。
幾つか、新たな住まいに使用する材料を先に手作業で外し、解体しました。
更地になったところで、計画図との照合をしていきます。
若干変更がありましたが、問題なく工事に取り掛かれました。
天候にも恵まれた良き日に地鎮祭を執り行いました。
いよいよ本格的に工事スタートです。
まずは基礎工事。既存の建物の基礎に高さを合わせる必要がありました。
今回は高さの確保が通常よりも低いため工夫が必要でした。
熟練した棟梁の経験が今回はとても役立ちます。
その後、無事に基礎工事まで終わることができました。
年明けに上棟予定です。
加工場では使用する材料の木取から始まります。
目の詰まった乾燥材です。キレイな木目と艶が期待できます。
削った後の状態。まだ荒材ですのでこれから墨出しして刻んで行きます。
下のタイコ梁が今回の目玉。全て化粧材で見えますので、楽しみです。
次回は上棟です。お楽しみに。