2014年最初の建方です。天候にも恵まれました。
前日までに土台敷きや運搬、化粧材の積み込みまで完了し、当日を迎えます。
やはり太鼓梁が存在感あります。
現場に到着するとまず積み込んである化粧材をクレーンで下ろします。
職人は戦闘態勢に備え戦闘靴(地下足袋)を装着。
これから組まれていく材料は大きさも種類もとても複雑です。
これらを順序良く組ませていきます。
スムーズに建てれるように材料を広げたり、次吊り上げる材料の確認などやることは尽きません。
複雑な接合部、仕口です。
いくら機械でも特殊な加工は職人技には敵いません。
準備が整いました。
まずは棟梁が四方四隅にお神酒・塩・米を供え、安全祈願。
お施主さまにもご参加いただき、皆でお神酒をいただきました。
いよいよ戦闘開始です。
今回は増築ということから既存家屋との取り付け部分から進めていきました。
丁寧に確実に組まれていきます。
空から太鼓梁がやってきました。全てで4本あります。
若い職人が上で受け取ります。
1本1本掛矢で打ち込んで行きます。
上二人の息を合わせて。
しっかりと打ち込んで行きます。
掛矢を打ち込む音は周りに響き渡り、見物に来られる方もいらっしゃいました。
無事に組まれていきました。太鼓梁はリビング上部の化粧梁となるため
ここを生かした空間にしていきたいと思います。
時間も予定通りに進み段取り良く組まれました。
夕方には棟も上がり、今後は屋根仕舞いへとどんどん進んで行きます。
次回は馬場住宅こだわりの屋根が出来上がりますのでお楽しみに。