来週末の2棟同時完成見学会。
一人でも多くの方にご見学いただき、参考にしてもらいため、
会場の設営や日々検討を繰り返しています。都合の合う方はぜひお越しください。
私たちの見学会の流れは、基本的に見ていただくことを前提としていますので、
後を付いて行ったり補足説明は最小限にとどめています。
とにかく、見て回っていただき、気になる点やご相談がある方を対象にご説明させていただきます。
ぜひ一度遊びにお越しください。
前回レポートした製材編。その材料のほんの一部が事務所にやってきました。
自社ユニック車に乗る分だけとりあえず。色々なサイズがあります。
推定樹齢100年は越している杉の梁材。化粧材に使用できそうです。
推定樹齢80年は超える杉の柱材。尺角(30㌢)の大きさがあり、はたしてどこへ嫁いでいくのでしょうか。
良く見ると真ん中あたりに傷のようなものがありますが、これは枝です。
正確には枝だったところです。建築材料として使用されることが決められてから、
林業関係の職人さんがある時期になると枝打ちという作業を行います。
この作業を行うことで年月が経ちいざ使用する際に、節が出ないキレイな材料として使用されるのです。
しかしこのような作業はただキレイな木材を作ることだけではありません。
このほかに間伐といわれる作業も含めて、高く育つ木に太陽の光が地面まで届くように、
無駄な木や葉を無くす作業を続けていることで木が元気に育ち、森が元気になっていくのです。
尺角柱は赤身のキレイな木目が出ていました。
マグロでいう「大トロ」部分です。製品でこれを仕入れるといくらになるか...
気になる方は見学会場などで直接お尋ねください。
降ろした後は、現在刻み中の2現場の打合せ。
どちらも今月末に上棟予定です。またこちらは施工状況から更新していきます。
以上、今回もまとまりませんでしたがちょっと気になる木の話でした。
先日、5歳の息子がドラえもんの感動的なシーンを見て涙していたことを聞き、ホッコリした馬場でした。