先週の都道府県男子駅伝で長崎チームは4位となりました。
選手の皆さんはじめスタッフの皆さんお疲れさまでした。
12年前に走ったのを思い出し、熱くなりました。
一時は優勝争いをしていただけに、来年に期待したいと思います。
今日は協力業者さまのお誘いを受け、住宅関係者の集まる交歓会に出席してきました。
注目していたのは竹中平蔵さんの講演でした。
出席者は約500名とのことで、九州全県から出席されていました。
竹中さんの講演は「日本経済の将来と今後の展望」と題して話していただき、
とてもわかりやすく興味深い内容でした。
特に、世界遺産の登録は日本は17ヶ所。これは他国に比べて少ないとの事でした。
なぜ少なかったかというと運営するユネスコに登録する時期が遅れていて、
世界約190ヶ国ある中で125番目だったそうです。
なぜか。それは自分たちの身近にある物が当たり前になっており、
それが貴重であるという強みに気付いていなかったと仰っていました。
これは自分たちにも当てはまることです。
外国で育った木や家づくりが普及した背景には色々な原因はあるとは思いますが、
身近にある素材の素晴らしさや職人の繊細な技術は何よりもの強みであると思います。
経験こそがこれからの家づくりには強みになってくると思いますし、
それこそが私たちが提案する本物の価値ある木の住まいです。
他にもたくさんの内容の話をしていただき、その全てが初めて聞くことで
住宅関連と重ねて興味深い内容ばかりでした。
次に講演いただいた業者グループの社長さんの話された内容の中に
「建築従事者の高齢化」という問題がありました。この問題には早くから取り組み、
私たちは現在従業員(大工)の平均年齢は35歳です。
その後は、各住宅建材メーカーのトップの方々による
今年の予測と戦略をパネルディスカッションという内容で話していただきました。
今日の内容をふまえ今年一年の家造りに生かしていきたいと思います。