順調に進む加工も大詰めです。
今回は規模も大きいのですが、
数奇屋風に仕上げていく為、
多くの木材をうまく組み合わせていく必要があります。
実際の大きさを測って加工する前に板に図面を書いて、
詳細部分を確認、再考していく為の実寸。
見えない部分やあやふやな部分も解決できます。
最初はただの四角の木を、
まず立った時の方向や見え方を確認しながら
立てる位置によって振り分けていく作業。
その後は番号を書いて、コツコツと墨出し、
かなりの数がありますが行う人は棟梁一人。
全てを把握しておく必要があり、大変な役目です。
墨出しをしている時から、
立ち上がっている様子をイメージしながら仕事をしています。
その後、数人の職人で加工していきます。
複雑な仕口もありますが
機械に頼らずに手刻みで実現します。
化粧材はキレイに養生されていました。
いよいよ上棟の準備に入ってきました。
手道具も毎回加工する材質や大きさによって変えている。
機械と手道具での手刻みと併用している自社は、
最良の形で本物の木の家を提供できる形になってきました。
上棟が待ち遠しいです。
さらに今回も丸桁を採用しています。
廻り縁があることもですが、
過去最長の丸太一本使用します。
写真の丸太一本そのまま使用します。
長さ…
12m!
どんな形で仕上がりに反映されていくのかお楽しみに。
仮組みも終わり、バッチリです。
次回は上棟レポ。
12/8(火)
16:30予定
上棟祝い餅まきを開催します。
百聞は一感にしかず。
ぜひお越しください。