先週のこと。

「日独勤労青年交流事業」の地方プログラム。

企業訪問(伝統工芸)技術の継承という内容に

私達が選ばれ現場視察と意見交換をしてきました。

今回は協力業者も一緒でしたので、

私も勉強してきました。

プレカット工場を見学

まずは業者さんの工場を見学。

今回の交流相手はドイツの20~30代20名の方々です。

Myヘルメットで一緒に参加。

みんな真剣です。

後で出てきますが、

オートメーション化された効率の良いさすがのシステムでした。

私達もお世話になっています。

安心して任せることができる業者様です。

座学ではいよいよ登壇果たして…。

普段カフェスペースが今回の会場に。

木の香りに包まれた空間で気持ちいい。

超緊張した表情の私(笑)

通訳の方に全てを託します。

スクリーンに映す内容を、

ジェスチャーもなく淡々と説明した結果…

左手の位置がおかしいwwwww

右手を上げるとそのまま左手も付いてきてました。

変な手の位置はこの後も変わることはありませんでした…

 

気持ちを切り替えて、資料を少しだけ紹介します。

写真多めです。

会社紹介から。ボスの紹介も忘れず。

何故かここで笑いが起こる。

ちなみに日本語の後にドイツ語で訳してますが、

ちょこちょこ間違ってました…PCの力に頼りすぎた…

(自己紹介で私は映画監督と訳してましたwww)

自慢の社員たち。

特に赤字の職人集団は

次世代を見据えた採用をしています。

ついこの間まで平均30代でしたが、

40代突入!しかしみんな経験年数も技術力も上がり

総合力は何倍も上昇できる潜在能力があると思います。

大工の現状とドイツの職人事情

国内で進む職人不足と若手の減少。

ある資料ではこのような結果に。

下の若手の離職理由はどの業界にも当てはまるかもしれません。

私たち経営側は職人の立場をどれだけ把握できるかも大切です。

そこに注力しているのが社長です。

30年前から実践しています。

上の資料はドイツのマイスター制度について。

詳しい内容は控えますが日本とは全く違った

職人の立場がありました。

とは言え、問題はどこも同じで若手の離職や

そもそも職人への希望者が少なくなってきている。

とのこと。

日本では日本らしい家造りとして、

つくり手(施工会社)と住まい手(施主)が

顔の見える関係性が当たり前でした。

そこに私たちは家造りの価値があると思っています。

私達のやり方は同じ家づくりをする会社でも

少数の企業だと思います。

でも、全く間違った方向性ではないと思っています。

どちらが不正解でもないと思います。

私たちは私達らしく、お客様との家づくりをしていきます。

大切なことは発信し続けること

これにつきます。

私達の住宅産業は見えないことが多いです。

出来る限りの時間と密度の濃い内容を

発信できるように努力していきます。

コトバではいいこと書いてますが、実行が大事。

本気で改善に取り組んでいきます。

結果的に目標に近づけたら幸いです。

私たちは小さな地場工務店でしかありません。

しかし、私達にしかできない家造りがあります。

顔の見える安心の家造りをコツコツと提供していきます。


長くなってしまったので、

オーナー様宅への訪問は「後半へ」

こちらから

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