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「温泉旅館のような家」。

塗り壁や床の間、縁側に雪見障子…。

ひと昔前までは、戸建ての家ならどこにでもあった和の設え。

そんな日本人ならではの美意識を取り込んだ穏やかな空間だ。

 

 

「最初はモダンな家も選択肢のひとつに入れていたんですが、

何度見ても変わらず良いと思えたのが、〈馬場住宅〉さんの家でした」とご主人。

その言葉に、奥様も「長く住むなら、味わいの出る木の家がいい」と賛同する。

 

 

陰影を美しいと思える感覚は、子どもの頃から上質な環境に置いてこそ育めるもの。

そう考えたご夫婦の思いがギュッと詰まっている。

 

 

目指したのは、「温泉旅館のような家」。

 

 

リビングに入ると、そこは別世界。

ダイナミックな太い梁が出迎え、高い天井がのびやかさを感じさせる。

大きく開口した窓は景色を取り込み、家の中にいながらも季節の変化が楽しめる。

無垢材を使った家は素足に心地よく、子ども達は冬でも裸足で駆け回る。

 

 

「夜は間接照明で、柔らかな光と影が落ちて、また違った印象になるんです」とご主人。

旅の宿さながらに、住まう人を寛がせ、日々の暮らしに潤いをもたらしてくれている。

 

 

スムーズに家事が捗るのも、心地良さのポイント。

キッチン隣には、収容力のあるパントリーを確保。

さらに、洗濯・洗面室に続くレイアウトで、食事の支度をしながら洗濯したりと、

効率よく家事をこなすことができる。

 

 

同じ動線上には、上着やバッグなどを置けるクロークも。

「帰宅してすぐに、リビングで寛ぎたい」というご主人の要望に応えてみせた。

また、階段下や2階の納戸などにも収納スペースも。

オープンな室内を常にすっきりと保てるのも魅力的だ。

 

 

一人ひとりの生活動線や滞留場所を考え抜かれたプランニングのおかげで、

家族みんなが快適な住み心地を実感している。

 

 

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私がココに決めた理由

家族の生活リズムに合った「自分らしい」間取りに

5年ほど前から下調べを始めていて、いろんなモデルハウスを見ましたが、

結果的に何度も足を運んだのが〈馬場住宅〉さんの家でした。

施主さんの声を聞いたり、実際にお宅におじゃましたしたりもしましたが、

「やっぱりココだ」と夫婦二人の意見が一致したんです。

わが家のライフスタイルに合った提案をしてもらって、大満足です。

 

 

ながさき家づくりの本vol.15より。

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