大手ハウスメーカー
システム化されていて、施工件数も多い。
大手のリノベーション会社では、取り扱ってきた案件も多く、
これまでにリノベーションを実施してきた事例が多数あります。
そのため、そこで培ったノウハウと経験を活かし、
どのようなリノベーションでも対応してくれるサービスの幅広さが強みとして挙げられます。
また、人材が集まりやすく、社内での研修制度や教育なども充実しており、
新しい技術情報の収集や研究に投資するケースなどもあります。
そのため、リノベーションの工法や建物の構造、各種法律などに熟知しており、
技術力が高い傾向にあります。ただし、スタッフの数も多いため、
当たり外れがあることは否定できません。よい担当者に当たれば、
自分たちの希望を伝え信頼し全てを任せてついていけばよいかと思います。
ただし、外れの担当者だと思った場合には、リノベーションは人生の中で
そう多く行う機会はないのですから、無理せずに他の業者を考えたほうがよいかもしれません。
地場の工務店
融通が利きやすく、担当者を通してではなく、直接、職人さんと
打ち合わせを行うことができます。そのため、どんな人が実際の工事をするのか
事前にわかりますし、担当者からの連絡漏れも発生しないため、
打ち合わせにロスがなくコミニケーションがうまく行く場合が多いです。
そのため、細かい仕様までつめることができますので細かい部分にも
こだわりのある方には向いているように思います。また、大手と違い、
社長の顔が見え話す機会も多いため、社長の人間性も確認することができます。
現場の評価や評判を大事にしている場合も多く、一度きりのお客様も大切にし、
丁寧な仕事をしてくれ、何か困ったことがあった場合にも素早い対応が期待できます。
特定の専門分野に強みがあり、その分野では技術力が高い場合があります。
そのため、難しい要求にも応えてもらえ実現が可能な場合があります。
さらに、大手では、技術の平準化がされているとは言え、
担当者によって当たり外れがあるかと思いますが、
地元の工務店では少数精鋭で当たり外れがあまりない傾向にあります。
ただし、対応できるリノベーション内容や強みのある分野が、
工務店や担当の職人さんによって大きく異なることがあるため、
必ず事前に確認をした方がよいかと思います。
なお、得意分野でなければ、設計の段階から工務店側の施工しやすさなどが
優先されてしまうこともありますので注意が必要です。
最も大切なことは、自分が何を重要視しているかで大手のリノベーション会社か
地元の工務店かを決めるべきです。
費用をとにかくおさえたいという人もいれば、
とにかくこのデザインを実現したいと考える人や、
アフターサービスが充実しており居住後の安心が一番であると考える人もいます。
人によってリノベーションに求める優先順位は異なるため、
自分にあった業者を選べるようにしましょう。
希望をかなえるための方法の1つは、実際の事例を紹介してもらい、
リノベーション後の戸建やマンションを見せてもらうと、
その業者の基準がわかるため、良いように思えます。
ただし、良い事例しか紹介しないでしょうから、
少しそこから差し引いて判断した方がよいです。
また、口コミや評判は大切ですが、人によって「良い業者さん」の基準は異なりますので、
詳細が確認できる場合には、どのような点がよかったのか
具体的に確認してみるのがよいと思います。