先日、無事に手刻みも終わり、いよいよ上棟しました。
上棟レポートは次回にします。
今回は他のお客様でも手仕事が多い場合があるので
共通した内容をお届けします。
家の骨格となる構造材は世間一般では機械で加工されています。
いわゆるプレカットです。事前にコンピュータに情報を入力し、
後は基本機械が加工してくれます。
精度も良いので基本的には問題ありません。基本的には…
私達も実際利用しています。
しかし、機械でできないこともあります。
私達の家づくりはよく柱が見える真壁という仕上げであったり、
大和天井という梁がそのまま仕上げで見える方法を行います。
これらは機械では不要な加工の跡がつくため、キレイではありません。
木組みの美しさをより仕上げに活かすには手刻み・手仕事が必要になります。
この手仕事は常に経験しておかないと感覚が研ぎ澄まされません。
社員大工の強みの一つです。
写真のような丸柱と丸桁を接合する部分は特にそうです。
その木に合わせて少しずつ加工していくので、仮組みしながら極めていきます。
妥協はしません。
このように真心込めて刻んだ木材がいよいよ上棟を迎えます。
見に来ませんか？
現地までご案内します。
