大工工事も終盤に入り、完成が近づいてきました。
自社大工が製作する家具は木工事で一番最後になります。
今回もいくつかあります。
玄関、下駄箱。
反対側には土間収納もありますので
ここにはよく使用する靴を収納すると利便性がありそうです。
トイレ手洗いカウンター。
信楽焼の陶器と天然木の相性もいい感じです。
洗面カウンター。引出しも自社製作です。
大きめの洗面台も使い勝手良く棚ができていました。
座敷では床の間ができました。
一枚板の長押を棟梁が廻しています。
完成が見えてきて楽しみです。
二階では左官工事が始まりました。
全て塗り壁です。専用のミキサーで配合していきます。
まずは木部との周りと付着しないようにマスキングテープで養生しました。
左側が下塗り。右側が下地のボード。
今回は仕上がりが何色になるのか。
昼休みの光景。
大工はとにかく 仕事の量もですが技術も常に磨く努力を惜しみません。
和風建築は手仕事が多く、簡単には習得できないことから、
近年減少傾向にあります。
家づくりはモノづくりと思っている私たちは手仕事にこだわりを持ち、
その手仕事を継承していく中で高い志を持つ若い大工も在籍しています。
この継承がこれからも続いていくように手仕事の残る家づくりを提案していきます。
次回は大工工事終了、左官工事塗り壁です。