前回から間が空いてしまいました。
現場は順調で、建具工事も終わり、
養生をはがしました。
いよいよ最終仕上げの美装工事です。
外回りも化粧をしていきます。
玄関ポーチも和の雰囲気があり、
施主様も満足そうに話されていました。
玄関は床にはタイルを敷き、
框は槇マキ、式台にセンダンを使用しています。
特殊な材質も自社倉庫があるからこそ特別仕様でなく、
提供できるのは魅力です。
建具職人の技も至る所に見ることができます。
下駄箱は骨組みを自社大工が製作し、
材質に見合ったもので建具も作るため、一体感があります。
今回の床には栗クリを使用しました。
力強い木目と固い材質は利用する箇所によっては重宝しそうです。
床の間。
雰囲気のある立派な風格でした。
正面の仏間はサイズを測り、ピッタリに収まるように作ってあります。
続き間になっているので建具で仕切りますが、
ここでも建具職人と馬場住宅のこだわりが出ています。
フスマ戸の枠の部分も杉で造っています。
小さなこだわりは全体の完成度をより高めてくれています。
縁側もあり本格的な和室です。
造作家具。まずは水屋棚。
キッチンの横に配置してあり、
家電や収納する食器の位置を考えて製作しました。
造作家具その②洗面化粧台。
空間を有効利用して収納を多く造りました。
使っていくうちに馴染んでいくのも手作りならではです。
収納も色々な場所に配置しました。
もちろん中は桐パネルで安心です。
トイレには小物飾りを設置し、
一面の壁をパターンを付けて仕上げています。
トイレが特別な空間に生まれ変わる
アイデアの一つかもしれません。
今回の物件は増改築でしたので、
既存家屋との取り合いが需要でした。
階段は既存部分。
綺麗に収まっており、うまく繋がりました。
次回は完成報告です。
あと少しお楽しみに。