低炭素住宅とは、都市由来のCO2排出を抑制することを
目的とした制度である「都市の低炭素化の促進に関する法律」
(エコまち法)で住宅分野の制度として
盛り込まれたものが低炭素住宅です。
性能に関する条件として、省エネルギー基準よりも
一次エネルギー消費量換算で10%以上の
省エネルギー性の向上が条件となっています。
基準は地域や採用する設備仕様ごとに数値化されています。
低炭素住宅の基本
- 木造住宅は認定要件のクリアが比較的容易
- エネルギー消費量が「平成25年省エネ基準」よりも10%少ない
- 断熱性能は「平成25年省エネ基準」相当で可
低炭素住宅の取り組み(このうち2つ以上採用)
- 節水に役立つ設備機器を採用
- 雨水などを利用する設備を設置
- HEMSの採用
- 定置型の蓄電池を設置
- ヒートアイランド対策
- 住宅品質確保促進法に基づく劣化軽減措置
- 木造住宅であること
- 高炉セメントまたはフライアッシュセメントを構造耐力上主要な部分に採用
低炭素住宅の認定の流れ
- 建築主プランニング
- 申請図書の作成・申請
- 評価機関で技術的審査
- 評価機関が適合書を発行
- 所轄行政庁へ認定申請
- 所轄行政庁が認定書発行
低炭素住宅のメリット*下記図を参照
①税制上の優遇
②金利引き下げ
③地域工務店向けの補助金
④容積率の緩和